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用語を管理する3つの方法

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製品名、サービス名、機能名などの固有名詞を翻訳する時、一貫性を保つようにあらかじめ訳を決める必要がありますが、その後の管理方法が課題になります。ここでは、そのような用語の管理方法を3つ紹介致します。

表計算ソフトで管理する

例: Office ExcelNumbersGoogleスプレッドシート

メリット

普段から表計算ソフトを使用していれば、専用ツールと異なり学習コストはかからず、手軽に用語を追加・管理できます。管理する用語数が小規模の場合は有用かと思います。

デメリット

管理する用語の数が増えると、カテゴライズが必要になります。表計算ソフトは、フォーマットの自由度の高さから、その場の独自ルールで管理しがちになるので属人化に陥りやすくなります。また、変更頻度が多い用語を管理する場合、履歴をどのように残すか考える必要があります。このように独自で定めた運用ルールも管理する必要になります。

翻訳メモリーで管理する

例: tmxsdltm

メリット

普段の翻訳作業で翻訳支援ツールを使用しているのであれば、翻訳メモリーに用語を登録して管理することができます。翻訳メモリーで管理すると、翻訳支援ツー上で用語を参照できるので作業効率が向上します。

デメリット

翻訳メモリーに登録するには、元となるソースファイルが必要になるので二重管理が生じます。つまり、用語を更新する場合は、ソースファイル→翻訳メモリの順番に更新が必要です。二重管理により、このような登録・更新作業といった運用コストが増します。また、翻訳支援ツール上で翻訳メモリーを参照することは可能ですが、必ずしも原文に対して高一致して自動的に表示される訳ではないので、検索操作が必要になります。

用語管理ソフトで管理する

例: SDL MultiTerm

メリット

定められたルールの上で用語を管理できるので、表計算ソフトと比べると属人化を抑えることができ、翻訳メモリーと異なり、原文内に該当用語が存在すれば必ず自動的に表示されるので効率的に参照できます。一つの用語に対して条件別に複数訳を登録できるだけでなく、条件内容も登録/参照できます。エクセルからインポートできるので、移行コストは少なくて済みます。

デメリット

マルチターム固有の概念や操作方法を習得する必要があり、学習コストが生じます。また、連動する翻訳支援ツールへの依存度が高まります。

まとめ

いかがでしょうか。各方法のメリットとデメリットを押さえた上で、ご状況に応じた形で用語を管理していただければと思います。

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